普通な小学生のための国語と算数のプリント集

やる気のでるヒント?

勉強のやる気について思うところや管理人ポッタが実際 にしていることを書いてみました。参考になれば嬉しいです。


よく、うちの子はやる気がないと言う言葉を面談で聞くことがあります。
そのせいか、学習塾のCMでもやる気を出すというところを取り上げたCMを流しているところもあります。
どこかのCMのようにスイッチがあれば楽なのですが、当たり前ですがスイッチなんてありません・・・
目標を持てばやる気がでるとか、夢を持てばやる気がでるとか言われることもありますが、目標や夢を見つけられないのが現実のように見えますし、夢や目標を 持てない(見つけられない)子どもからすると、「夢をもちなさい」、「目標を持ちなさい」と言う言葉はただの負担なのかもしれません。
また、目標や夢がないとやる気って本当に出ないのかなぁ?と疑問に思うところもあります。

生徒を勉強のやる気にさせる時に意識しているのは、「できるかもしれない」と感じてもらうことです。
宝くじを買ったときの「当たったらどうしよう」と言う気持ちに近いかもしれません(笑)
絶対に解けないと感じているものを全く勉強しない生徒に取り組ませるのは難しいです。
大人でも明らかに無理なものに意欲的に取り組むのは難しいと思います。
そこからある程度勉強できるようになれば、しめたものです。
管理人ポッタのイメージだと2〜3ヶ月でかなり勉強に対する姿勢が変わります。
ポッタの教室だと通年用テキスト(1冊130〜160ページくらい)を2ヶ月かからないくらいで終わらせるようになる子がほとんどです。
勉強につまずくいている子どもだともう少しかかることもありますが、そんなにいやいや取り組んでいるようにも見えませんし、分量の指示はしていませんが頑 張ります。
あと特に物で釣るようなこともしていません。
物(ご褒美)で釣らないのにもわけがあります。

これは実際にポッタが遭遇したお話ですが、そのご家庭は、テストの点数が良いと、ご褒美をもらえるご家庭でした。
よく、今度のテストで90点以上だったら5000円もらえるとか携帯が買ってもらえると言っていました。
ある時、テストの目標を立てていると、「先生、目標達成したらいくらもらえるんですか?」とその生徒が言って
きました。
「なんであげないかんと?」と、聞き返すと「じゃ、しない。」と、その生徒は答えました。
その後、親御さんとご褒美の約束をして勉強していましたが、どうなのかなぁと思った経験があります。

これは中学生の例なのですが、ご褒美作戦ではどうしても感覚が麻痺していってしまいます。
全く勉強をさせることができない場合にはご褒美は有効ですが、あまり使うと勉強が手段になってしまい目的がご褒美になってしまいます。
目的がなければ勉強しなくなります。
またその目的のメリットが小さくても勉強しなくなってしまいます。
そのため勉強そのものが手段であり目的になるといいなと思うわけです。
遊びみたいなイメージでしょうか?
そうなるといいですね^^

ポッタ


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