普通な小学生のための国語と算数のプリント集

分数の割り算は

なぜ逆数をかける?

割り算ってなにをしているのかについて書いてみました。たし算・引き算・かけ算に比べても何をしているかしっかり理解するのは難しいと 思います。





分数の割り算はなぜ逆数を掛けるのかということは、なんだかよく分からないまますすむことが多いようです。生徒の話では、なぜそうなる のかと言うよりは、分数の割り算は逆数をかけるもんだと教わっているようです。特に理屈らしい理屈は習わないようです。まぁ、計算問題はそれで解けるとい えば解けてしまうので特に困りはしないと思うのですがやはり何をしているかイメージできると算数が楽しくなる(?)のではないかと思います。割り算ってなーんだ?で説明した割り算の考え方があると意外とすんなりいきます。

割り算ってなーんだ

こんな図を使って説明したのですが、ここでも8÷2をもとに説明していきましょう。ここでは図の右側の8は2のかたまりがいくつできる のかと言う考え方をもとにします。答えが4なので8の中には2が4つあるということになります。式で書くと8=2×4=2+2+2+2となります。
それでは、ここで分数の登場です^^
分数のほうは8÷2/3(3分の2)を使っていきます。
8÷2/3ということは、8の中に2/3のかたまりがいくつあるのかと言うことになります。2と2/3を比べると2/3は2の1/3なので2/3のかたま りは2のかたまりの3倍できることになります。図で示すとこんな感じです。

割り算ってなーんだ

今までのことを式にすると、8÷2/3=(8÷2)×3と言うことになります。イメージとしては(8÷2)の答えの3倍といった感じで しょうか?

ポッタ

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